ももの入院と気の話
アゴに腫瘍ができてしまいました。
最初はニキビっぽかったので、いずれ治るだろうと放置。
ところが全然治らず、徐々に大きくなっていったので、予防接種のタイミングで先生に相談。
すると手術が必要と回答。
手術するかどうかの判断は、飼い主によってマチマチ。
先生にはそれを決める権利は無く、あくまで飼い主の判断。
判断タイプは大きく2つ
① もう、10年以上も生きたから、これ以上手術はしないで自然に任せる
② これからも長生きさせるので、今気になるところがあれば、早いうちに手術で治す。
六三四家が選んだ手段は②の手術。
なんの迷いもありませんでした。とにかく長生きして欲しい。
肝臓のトラブルも出始めているので、体力が消耗する手術は
できるだけ早いほうがイイ。
なので、嫁の出産と重なるタイミングだけど、手術をすることにしました。
検査中のもも。
頑張れ、とにかく頑張れ!
ずっと元気でいておくれ。
ももが子猫の頃からお世話になってる病院の先生。
俺が行くと、必ず格闘技話について質問してきます。
質問の内容ってのが、ちょっと変わっていて
普通の男なら総合格闘技など派手な種目のコトを聞いてくるんだけど、
神秘系格闘技のコトばかり聞いてくるんです。俺、全然知らないのにw
行くたびに「合気道とかどうなんですか?」と聞かれます。
今日は時間が少しあったので、俺が知ってる部分のほんの触りだけお話しました。
合気道の経験は全く無いので、
合気についていくつかの本に書かれてる内容をほんのちょっとだけ。
すると先生の食いつきが半端じゃない。
なにやら、「気」とか「魂」みたいなモノに結構感心があるみたい。
獣医さんの中には、そういうことをマジメに調べてる人いるみたいね。学会レベルで。
いろんな話を聞いた上で、先生は「動物の気と触れ合いたい」と思ったみたい。
治療の効果を上げるために。
あぁ~そういうコトね。気持ちは凄く分かる。
俺達のアプローチは「格闘技」からだけど、先生のアプローチは「命」からなのね。
動物の生と死を間近で見続けている動物のお医者さん。
こういう人が、ひょっこり合気を取っちゃうのかもしれません。