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六三四の柔術日記 bjjjam.exblog.jp

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by musakuni

一時ハマった、占い

まだ札幌にいた頃に、個性學っていうセミナーに出たことがあります。

簡単に言うと、生年月日で個性を3つに分類し、
それぞれのタイプが求めるものを把握し、ビジネスに活かすって内容です。

直リンは微妙なので、アドレスだけ↓
http://www.koseigaku.co.jp/koseigaku/koseigaku.html

3つの分類は、以下のように分けられます。
創造を得意とする「人志向」
活用を得意とする「城志向」
展開を得意とする「大物志向」 

ちなみに俺は「城志向」
下の記事にコメントくれたイワシさんは、恐らく「大物志向」でしょうね。


これをビジネスに活用した、ガソリンスタンドがあったそうです。

会員カードに記載している生年月日から、顧客の”個性”を分類し、
タイプ別に色分けしたテープを、給油口に貼り付けておいて、
そのお客さんの”個性”に合わせた接客をするというやり方です。

「人志向」の客には、必ず同じ担当者が接客をする
「城志向」の客には、ちょっとした景品をつける
「大物志向」の客には、できるだけ地位の高い者が接客する

細かく言うといろいろあるけど、大体こんな感じ。
で、物凄い成果が上がったそうです。


実は俺も使ったコトがあります。

当時、札幌で一番の大型店にトレード異動したときのことです。
トレード異動って、要は店長の入れ替え。

2店舗間で店長の入れ替えって、明らかな原因がバレバレになってしまうから
あんまり無いケースなんです。 要はどちらかが問題アリみたいな感じ。

その人が仕事出来たかどうかは、良く分からないけど、
人間関係が難しい状況だったことは事実でした。

そんな店のテコ入れとして、俺がトレード異動になったわけです。


なぜ、俺が選ばれたのかは分からないけど、
当時の俺は性格キツメだったので、毒をもって毒を制すみたいなコトを
期待されたのかもしれません。

当然、人間関係が難しいときに性格キツメなリーダーが入って、
上手くいくはずありません。
だからといって、みすみす失敗するわけにもいきません。
そこで、個性学を使ってみました。


みんなの誕生日をなんとなく聞きだし、個性学分類表でタイプを確認。
メンバーの大半が、俺と同じ「城志向」

「城志向」が仕事上で求めるのは、”実力(収入)”
本質的に、売り上げが伸びるコトを望んでいる人達です。

確かに、前の店長の時は売り上げがあまり伸びていなかった。
この辺に原因があったのかもしれません。

といっても、いきなり売り上げが伸びるわけでもないので、
毎日毎日、地道なコトして売り上げを作っていきました。

半年後、ウチの店に入っていたコンサルタント先生も手放しで褒めてもらう位、
売り上げが伸びました。

こうなると、人間関係が一気に改善です!
イイ流れが止まらず、売り上げは右肩上がりで伸びていき、
メンバーもイイ感じで仕事してくれていました。


もし、メンバーの大半が「人志向」だったら、俺の対応も変わっていたでしょう。
売り上げを伸ばすことより、一人一人と会話の時間を増やしたと思います。
「大物志向」が大半の場合は、とにかく褒めまくる!

そんな感じで実際に試してみると、案外この手の占いはバカにできないモンです。
一時流行った”動物占い”は、個性学の考え方の亜流なんですね。


ちなみに、この話をした時の感想は、
それぞれの”個性”によって結構違います。

「人志向」  → 生年月日だけで、人を分類なんてできるのかなぁ?
「城志向」  → これ使って、何かできないかなぁ?
「大物志向」 → これ凄いよ!誰かに教えてあげよう!

ちょっと言葉が足りないトコもあるかもしれませんが、概ねこんな感じ。
みなさんは、どんな感想を持ちましたか?
by musakuni | 2006-06-12 23:13 | 仕事話